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著作権のニュースやコラム

2016年7月の著作権ニュース


7/1
著作権侵害で賠償増額認めず 知財高裁、直木賞作家へ(中日新聞)

ユーチューブと音楽業界、投稿楽曲めぐり不協和音(THE WALL STREET JOURNAL)

商標乱発、国全体の1割出願 男性「あくまでビジネス」(朝日新聞デジタル)
直接著作権の話題ではありませんが


7/4
マラケシュ条約、著作権を制限して視覚障害者の書籍利用を容易に(techcrunch)
マラケシュ条約、2016年9月30日に発効:批准国が20か国に到達(カレントアウェアネス・ポータル)
マラケシュ条約とは、盲人、視覚障害者、読字障害者らの出版物へのアクセスを促進するための条約。今回
エクアドルグアテマラが批准し、そしてカナダが6/30に批准したことで、批准国が20か国に達し、マラケシュ条約がいよいよ発効(WIPOのリリースによると、2016/9/30に発効)。

アーティストによる著作権料支払いの批判に対してYouTubeが反論を発表(NME JAPAN)
YouTubeのチーフ・プロデューサーからのコメント。


7/6
映画無断翻訳、京都府警が容疑で東京の業者逮捕(YOMIURI ONLINE)


7/11
ブルガリア、政府のソフトウェアをオープンソース化する法案通過(ZDNet Japan)
記事によると、ブルガリアの議会で、政府が調達するすべてのソフトウェア開発でソースコードオープンソース化し、公開リポジトリで開発することを義務づける修正電子政府法が可決。

文化審議会著作権分科会 法制・基本問題小委員会(第2回)資料がアップされました
7/4議事。配布資料は、
・教育の情報化の推進に関する検討課題の全体像と進め方について
・教育の情報化の推進に関する論点とこれまでの意見
いずれも著作権法35条関連。


7/18
「定額動画配信の使用料水準は不本意と認識」、JASRAC会見から(ITpro)
記事によると、JASRACの常務理事は、「Netflix」や「Hulu」といった定額制動画配信サービスでの楽曲利用に伴う使用料について、「現在は権利者側にとって不本意な水準で運用されていると認識している。(中略)利用者や利用者団体と実態に基づいた使用料規程の在り方についての協議を進めているという状況」と回答。

海外映画を無断翻訳、「日本語字幕」を公開して逮捕…「字幕の著作権」の注意点(弁護士ドットコムニュース)
記事より引用。「単に翻訳サイトを使って訳しただけでは、オリジナリティはありませんから、(中略)著作権法上は『翻訳』ではなく、単なる『複製』と評価されるでしょう」


Pokémon Goのような<位置情報×AR>サービスを運営する事業者の法的責任(企業法務マンサバイバル)
ARオブジェクトの投影が、無許諾の改変としての著作権侵害になるかという論点も。


7/19
映画「FAKE」に関する新垣隆所属事務​所の見解(音楽家 新垣隆オフィシャルサイト)

福井弁護士のネット著作権ここがポイント 人工知能、著作権、海賊版の未来~「次世代知財」報告書は語る(INTERNET Watch)
次世代知財システム検討委員会の報告書を題材に、テーマは以下の4つ。
1. AIの保護(Microsoftの女子高生ボット「りんな」の話題も含む)
2. 3Dデータの保護
3. ビッグデータなど、データベースの保護
4. オンライン海賊版対策(リーチサイト、サイトブロッキングの話題も含む)

第366回:著作権に対して表現の自由が優越し得ることを認めたドイツ憲法裁判所の判決(無名の一知財政策ウォッチャーの独言)
例のクラフトワークのサンプリング訴訟の判決。


7/20
トランプ夫人、オバマ夫人の演説盗用か 米メディア酷評(朝日新聞デジタル)
New York Timesの記事は、メラニア夫人の演説のどの部分がどう一致しているかを、色付きで表示。

舞妓写真を無断利用 日本画家の黒川さんが男性画家に勝訴 大阪地裁(産経ニュース)
記事によると、裁判所が認定した事件の経緯は、
原告が舞妓の写真を撮影 → 原告が、その写真の一部を、知人である画家に参考資料として提供 → 被告はその画家から写真の譲渡を受け、着物の色や構図が写真の舞妓と酷似する日本画を制作した
裁判所は、著作権侵害に関する被告の故意は認めず、著作権について確認しなかった過失があったと判断した様子。約2000万円の請求額に対し、認容額は40万円。


7/21
トランプ氏夫人演説 スピーチライターが盗用認め謝罪(毎日新聞)
トランプ夫人「盗用」スピーチライターが認める…演説の盗用は法的にアウト?(弁護士ドットコムニュース)

世界最大規模のファイル共有サイト「Kickass Torrents」のオーナー逮捕、サイトは閉鎖(ITmediaニュース)
1000億円以上に相当するコンテンツを違法に拡散していた世界最大級のTorrentサイト管理人が逮捕される(Gigazine)
記事によると、年間広告収入は1250万ドル~2230万ドル。

アーティストが知っておくべき「お金」の知識(音楽著作権弁護士のブログ(仮))


7/22
清武氏への原稿廃棄命令が確定 最高裁、著作権侵害認定(朝日新聞)
清武氏に、読売新聞の原稿の廃棄と、30万円の損害賠償などを命じた知財高裁の判決が確定


7/25
ハイスコアガール 2年ぶり連載再開 コミックスも復活(毎日新聞)

デジタルミレニアム著作権法めぐりEFFが米政府を提訴(CNET Japan)
プライバシー擁護団体の電子フロンティア財団EFF)が、デジタルミレニアム著作権法DMCA)は表現の自由を抑制するため憲法違反だとして提訴したとのこと。


7/27
ザラの類似問題で無名アーティストが訴え 対象作品40以上集めてサイト開設(Fashionsnap.com News)
被害を訴えているアーティストの一人が、オリジナルの作品とZARAの商品を比較したウェブサイトを開設。

3Dプリントでできた物にはどのようなライセンス表示をすべきか?(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)

「ListenRadio(リスラジ)」事件について(音楽著作権弁護士のブログ(仮))


7/28
説明書の挿絵「著作権侵害」 東京地裁(朝日新聞デジタル)
赤ちゃん用の首浮輪「スイマーバ」の取扱説明書の説明文と、挿絵をめぐる訴訟。